【違いすぎる】常勤看護師と派遣看護師の違い *20歩
こんにちは!ユウジです。
今回は、常勤看護師と単発の派遣看護師でのメリット・デメリットを、身体的負担、精神面、経済面、時間の余裕、経験(キャリア)という様々な側面で考えていきたいと思います。どちらがいいかは生活と目標によりますので、一概にどっちがいいとは言えません。
が、常勤の方が様々な制約が大きい分、時間以外の収入キャリアとして得られるものが大きい、つまりハイリスクハイリターンですね。
僕は常勤も派遣もどちらも経験しているので、その様々な観点から紹介していきたいと思います。
なお、
- 常勤看護師:病棟に勤務する常勤職員の看護師
- 派遣看護師:派遣会社に登録し、1日単発で勤務する看護師
をイメージしています。
身体的負担:常勤>派遣
まずは身体的負担です。常勤看護師は、日勤と夜勤の繰り返しであり、とても不規則なリズムで生活しています。
派遣でももちろん夜勤はありますが、夜勤を選ばないこともできます。
また、身体活動量として歩数ですが、
経験として内科病棟では1日13000歩が平均でした。
デイサービスではせいぜい5000歩程度であり、常勤のときの方が歩数が多いです。
基本的に常勤看護師の方が身体的な負担は大きいと考えます。
精神的負担:常勤>派遣
精神的な負担は、当然常勤看護師の方が大きいです。
常勤看護師は職場に通い続けなければなりません。ストレスフルであるかどうかは人によりますが、
派遣看護師は職場を選べるので、派遣看護師の方が精神的な負担をコントロールできる立場にあるといえます。
経済面:常勤>派遣
常勤看護師は、給与の他に賞与、家賃補助や寮、有給休暇、その他福利厚生が手厚く待遇が良いです。退職金ももらえます。
夜勤手当も入れて計算すると約600万円は稼げます。金額は大体で、派遣よりも年収の差があると思ってもらえればよいです。
派遣看護師は、一般の派遣社員と異なり交通費が支給されるものの、時給2000円で1日8時間、1日16000円、1年の平日を全て働いたとしても、約400万円の稼ぎです。ここから社会保険料が引かれるので、手元にはもっと少ない額が残ります。
これだけ差があるので、稼ぐことが第一なら常勤看護師一択です。
家族の扶養内で働くのであれば、派遣看護師は年収の調整がとても楽です。
時間の余裕:常勤<派遣
経済面と真逆です。単発派遣は働き方に応じて仕事を入れることができるので、時間の余裕は大きいです。
ただし、派遣で働く場合のデメリットとして、仕事に応募しても競合してしまい、断られる場合があることが挙げられます。
常勤看護師では4週8休など、シフト制で不定期休になるため、時間の余裕は派遣に比べて少ないです。
経験(キャリア):常勤>派遣
常勤看護師は、配属された科に何年務めたか、を履歴書に書くことができます。
また、当該科の種類によって、経験年数を積むことで、専門看護師や認定看護師になるための要件を満たしたり、精神科訪問看護の要件を満たしたりすることができます。
単発派遣であっても履歴書に書いてはいけないルールはないですが、インパクトに欠けますよね。キャリアのステップアップを満たせる経験ができるわけでもないです。
ただ、様々な派遣先で様々な対象者とスタッフと出会う経験は、同じ職場に通い続ける常勤看護師にはできない経験であり、そこで得られるものはあります。
まとめ
稼げるのとキャリアを積めるのは常勤看護師ですが、人生の目標や生活スタイルによって、派遣看護師として働くのも決して損な選択肢ではないと思います。