熱中症について 水分補給も大事だが、冷やすことが超重要 *101歩
こんにちは! ユウジです。
今回は、コロナと比較されることがある熱中症について記事にします。
もう少し早く記事にすればよかった!と思いつつ、
以外に世間に浸透していないことがあるので記事にします。
今回の記事の対象者は、熱中症に対して、水分補給をしていれば大丈夫と思っている日本人の方全てです。
今回の記事を読んでもらえたら、
- 熱中症に型があることがわかります
- 水分補給だけでは不足している点がわかります
- 熱中症対策ができます
よろしくお願いします。
早速結論です。
熱中症対策で大事なのは、水分補給も大事ですが、それ以上に重要なのが、「冷やすこと」です。
説明します。
- 冷やすことが重要
- 水分補給だけでは足りない 汗の冷却効果では足りない
- 熱中症のサイン
- 熱中症になった経験から
冷やすことが重要
熱中症とは
熱中症とは、高温多湿の環境下で、脱水症状と熱射病により、体内の水分と電解質(ナトリウム、カリウムなど)が不足し、脳と筋肉にダメージが出る症状、病気です。
脳については、体温が調節できなくなり、頭痛や吐き気を誘発し、意識がもうろうとしたり、
筋肉については、うまく歩けなくなったり、しびれやけいれんを誘発します。
冷やすことが重要
単純な考え方なのになかなか認識されていない対処法は、体を冷やすということです。
体が熱くなったから体を冷やすという、ただそれだけなのですが、水分補給をしておけばいいという認識になってしまっているのが日本の現状です。
逆に、ずっと25~27℃のオフィスで仕事をするということであれば、水分補給は多くする必要はありません。
水分補給だけでは足りない 汗の冷却効果では足りない
水分補給では足りない
日本では、「水分補給を促せばいい」「水分補給をしておけば大丈夫」という認識がすごく強くて、冷やすところまで認識されていないのが現状です。
学校でも、会社でも、水分補給を、水分補給を、とよくアナウンスされていますが、人によって持参する飲料は、水、お茶、コーヒー、紅茶、ジュース、アクエリアスなど様々です。
少し専門的な話ですが、お茶系には利尿作用(りにょうさよう)という、体内の水分をおしっこにしてやるぞ、という成分が含まれており、お茶、コーヒー、紅茶は体内よりやや多く水分が出ていきます。
また、汗が出ているのに、水(ミネラルウォーター)を飲むと、汗に含まれるナトリウム(つまり塩分)は出て行ってしまって、補給は水分だけなので、塩分が欠乏する状態になります。
汗の冷却効果では足りない
汗は、べとってしますよね。塩分がふくまれているから、ベトベトするわけです。
せめて風があれば、そして裸であれば、冷却効果があるのですが、
外で風があるかはわからないし、外で裸になることは道徳上、法律上できません。
運ですね。
それよりも汗を流した方がさっぱりしますよね。汗の冷却効率は低いんです。
つまり、水分補給は汗の冷却効果に頼る熱中症対策なので、効率は低いと言わざるを得ません。
汗の冷却効果VS高温環境下
これで皆が勝てるならいいんですが、そんなことはないですよね。
皆が勝てるためには、高温環境下をいかに回避するか、です。
それなら、クーラーがある屋内にいればよいというのが単純に対策になります。
実際の対策 屋内・屋外
屋内の対策 クーラーを使わない、はお願いだからやめて
家でクーラーを使わない、という人がいますが、使わないのは熱中症の原因になるので、お願いだからやめてください。
- いつもよりも高温多湿の天候の日もある
- 子供、高齢者は注意
異常気象により、いままでは大丈夫だったけど、今日明日が大丈夫かはかぎりません。
また、人は徐々に老化していきます。老化していくと、筋肉、皮膚、脂肪に水分含有量が少なくなります。少なくなると、当然暑さに耐える力が少なくなるわけです。
言い方は申し訳ないのですが、子供と高齢者は、こういう、いまは冷やした方がいいぞ、という判断に、鈍感です。
なので、大切な人を守るためには、ときには心を鬼にして、「クーラーつけなさい」「水分補給しなさい」などと言ったりやってしまったりする必要があります。
屋外の対策 こまめに冷えるところで休憩を
ずっと家に居続けることもできないかと思います。買い物、仕事、レジャーなど、外に用がある、など。
- コンビニで冷やす
- 車内で冷やす
- カフェで冷やす
休憩が大事ですね。コンビニはめちゃくちゃ冷えているし、電車や車も外よりは涼しいです。
また、休憩をするのも大事です。
予防的な行動がなんにしても大事ですね。
熱中症のサイン
- 呼吸が荒くなる
- 歩いていて意識がもうろうとする
- 手足がしびれる
- 体の動きが悪くなる
- 暑いはずなのに寒く感じる
歩いていて意識がもうろうとするなら、すぐに冷やして水分補給をしたほうがいいです。他の症状は、冷やしてから受診を検討してください。
起きれないなど、全身まで影響が出たら、迷わず救急車を呼びましょう。