陸上スパイクの管理方法 かかとは踏まないで! 103歩

陸上

こんにちは!ユウジです。
今回も陸上スパイクについての話です。

今回は、陸上スパイクの管理方法です。選び方や買い方、替え時に比べれば、管理方法は注意点だけなので簡単です。

簡単だけど、超重要です。これを注意しなかったら出せるはずの記録が1%落ちると思ってください。

今回の記事の対象者は、陸上の初心者・入門者の中学生、高校生とその親御さんです。
今回の記事を読むことで、陸上スパイクの管理がわかり、長持ちして使えます。

  • かかとを絶対に踏まない
  • 他のものでつぶさない
  • ピンの摩耗には敏感に対処する
  • 雨でぬれた時は、新聞紙を靴内に詰めて乾かす

なお、陸上スパイクのプレートはプラスチックでできているため、これの消耗をカバーするためには、使わないことしか対策がありません。試合用と練習用でわけるような対策になります。これは入門者の方にとっては現実的ではないので、あくまでもプレートを消耗させない管理方法ではないことを先にお伝えしておきます。

かかとを絶対に踏まない

お願いだからやめて!靴のかかとは靴の命

靴のかかとを踏んでしまうと、靴の寿命が短くなります。走るための靴なので、走るときの形状が大事です。かかとを踏む行為は、この形状を崩すことになります。かかとをふんで、走るときはかかとを起こす。靴のかかとが柔らかくなると、かかとが柔らかくなり、走ったときにかかとが少しずれてロスになります。

そうじゃなくても、みっともないので、かかとをふんでしまう人は、今すぐやめましょう。

僕は靴のかかとを踏んで歩いている人を見たら、吐き気がしてしまうくらいです。
それくらいかかとの管理を慎重にやりましょう。

ひもは一回一回結ぼう

これすごい大事です。僕の母校の陸上部の高校生はみんなやってます。親御さんから買ってもらった大事な靴なので、大事に使うようにしてください。

他のものでつぶさない

かかとを踏まないのと同じ意味で、スパイクは記録に直結するシューズですので、形状を崩さないことが大事です。
さらに、スパイクシューズは普段は履かないものなので、カバンに入れて持ち歩き、実際に走る場面で使うものです。

つまり、他の荷物に押しつぶされる可能性があります。中学生・高校生は教科書なども持ち歩いていると思いますが、スパイクシューズがつぶれていないか確認しましょう。

ピンの摩耗には敏感に対処する

ピンの摩耗はフォームに悪影響する

特に土トラックでは、スパイクピンの摩耗が早いです。
9mmを付けていても、3、4か月くらいで7mmになります。しかも、摩耗の仕方は配置によって違います。

これをそのままにしてしまうと、ずっと短いピンで走り続けることになります。問題は、これでフォームがかわるということです。

止まるべきところで止まらなくなり、必要以上に足がうしろにまわることになり(足が流れる、とよく言う)、フォームがかわってしまいます。速く走るためのスパイクなのに、そうでなくなってしまうのは本末転倒ですね。

土で走っているなら、毎日スパイクピンについた土を落とすと思いますので、そのときにピンの長さを確認しましょう。

雨でぬれた時は、新聞紙を靴内に詰めて乾かす

スパイクにカビをはやさない

これも形状と同じで、カビをはやさないためです。
陸上部の練習は、雨でも行うことが多いです。
せっかく親御さんに買ってもらったスパイクにカビにはやさないために、雨でぬれたときはきっちり新聞紙で水分をとりましょう。

まとめ

まとめです。

陸上シューズは記録を出すために超重要であり、大切にすることと、それを買ってくれた親御さんに感謝して、長持ちするように使っていきましょう。