【競技と交流を楽しめる】マスターズ陸上競技の魅力 *11歩

陸上

こんにちは!ユウジです!!

今回は、マスターズ陸上の魅力について、語っていきたいと思います。

僕は、高校生のときから陸上競技を始め、110mハードルをメインに、高校陸上、学生陸上(大学生)、市民陸上(独自の呼び方、短距離の市民ランナー)を戦ってきました。そして今はマスターズ陸上に取り組んでいます。

特に、これからマスターズ陸上を始めたいと思っている方へ、登録の手順等も含めて、解説していきたいと思います。

マスターズ陸上とは その魅力とは

性別と5の倍数の年齢クラス別で競技をする

マスターズ陸上では、5歳毎の年齢別に競技を行います。簡単に言うと、30~34歳男性の部、35~39歳の男性の部、というように年齢層別に競技を行います。例えば、33歳男性の場合、M30というクラスになり、同じ性別・年齢で競うことになります。MはMen、男性の意味です。35歳の誕生日から、M35のクラスになります。43歳の女性であれば、W40のクラスになります。

注意1)大会が複数日程あり、その大会期間中に誕生日を迎える場合は、初日の年齢が基準になることが多いですが、詳しくは要綱・主催者に確認したほうがよいです

注意2)18歳~24歳は、24歳以下の部になります。また、国際大会は主に35歳以上から出場できます。

クラスに上がったばかりの人が有利といわれる

人間は、年齢が若い方が体力・筋力があり、徐々に衰えていく(字面にすると悲しいですが)という認識から、クラスに上がったばかりの人の方がより若いので、そのクラスで上位を取れる可能性が高く有利とよくいわれます。まあ、相手のある事なので、コントロールできない要因なんですけどね。

マスターズ陸上の試合について

毎年全日本マスターズ陸上と都道府県単位で陸上大会が開催される

毎年全国各地で、全日本マスターズ陸上が開催され(2020年は中止決定)、また都道府県単位で年に1回以上大会が開催されます。

海外の試合にも出られる

世界マスターズ陸上、アジアマスターズ陸上などの試合にも出ることができます。その他、タイ、香港など、主催者に問い合わせたり、コネで試合に登録し、出場することができます。世界マスターズ、アジアマスターズなら、日本マスターズ陸上競技連合が登録してくれるので、英語ができなくても大丈夫です。
注意3)参加費・渡航費は自費です。

マスターズ陸上の魅力

誰でも陸上競技と選手同士の交流を楽しめる

マスターズの試合の登録の資格に、

・マスターズ陸上を心の底から楽しめる方

と本気で書いてあるとおり、「陸上競技を楽しむ」という要素がとても強調されているスポーツです。

日本マスターズ陸上競技連合によると、

”誰でも気楽に「競技記録目標」としてもよし「健康管理」もよし、「仲間作りの機会」でも又はこれらの混合型でも、誰にも強制される事もなく自分の体力と目標に向かって競技を楽しめます”

と説明されており、誰でも自由に陸上競技を楽しめるというのがマスターズ陸上の醍醐味といえます。

話しかけるハードルが低い!

マスターズ陸上の選手同士での、声をかける、話しかけるハードルはとても低いです。1人で遠征しに行ったとしても、1日10数人以上の選手の方と言葉を交わすことが多いです。最初はドギマギすることもありますが、慣れるととても楽しいです。関東・関西・アジアでもこれは共通の認識です。本当に友達が多くできて、マレーシア人とも友達になりました。

遠征のついでに観光も楽しめる

年間で都道府県単位の試合が組まれており、基本的に試合会場は県境を越えることが多いので、ホテルに宿泊しての試合も年に半分くらいあります。
行ったことのない土地にも踏み込んでいきますので、試合の楽しみ以外にも観光の楽しみも味わうことができます。

再会するかも

高校時代・大学時代で一緒に走った選手と再会することや、有名な選手に出会うことがあります。僕は10年振りに大学時代のライバルと試合で再会しました。

まとめ

マスターズ陸上は、実際にやってみると交流と楽しむという一面が強調されており、高校陸上や学生陸上とは違った、魅力があります。実際にやってみて僕は陸上競技の概念が変わりましたし、陸上競技の経験がない方にもチャレンジして頂きたいスポーツです。ぜひぜひ仲間になって、楽しく陸上競技に取り組んでいきましょう。