【言い出しづらい】夜勤で体調不良になり早退をした話
こんにちは!「人に優しく、人を楽しませる」コミュニケーションが信条で、日本を、世界を癒しの力で包み込みたい看護師タレントユウジです。
看護師として働いていると、自分の勤務時間は看護業務をこなさなければなりませんが、私たちも生物、1年を通してどうしても体調不良であったり、急な体調の変化があることもあります。今回は、僕が夜勤時に体調を崩したときに、どんな流れで交代したのかを紹介しようと思います。名前は当たり前ですが仮名です。
夜勤で38度の熱で体調不良になり早退した話
- 3年目のときの話
- 扁桃腺が腫れやすく、高熱が出やすい
- 休職者がおり6日に1日の休みだった
- できると思ったが勧められて帰宅する
- その後の展開
3年目の終わり、2月の話です。回復期リハビリテーション病棟に勤務して2年目で、夜勤メンバーとして勤務していました。日勤リーダーはやっており、夜勤責任者はやっていなかったときの話です。いまのコロナ状況下では出勤禁止レベルですが、どうぞ過去の話としてお読みください。
扁桃腺が腫れやすく、高熱、体調不良になりやすい
僕はもともと扁桃腺が腫れやすく、1年に1度は高熱が出やすい体質でした。いまは夜勤をしていないので腫れにくくなっていますが、耳鼻科の医師が言うのは、「夜勤をしているなら、切除を検討するか迷うレベル」だそうです。やはり夜勤でサーカディアンリズムが崩れると、免疫力が下がることをかかりつけの耳鼻科の医師は懸念していました。
休職者がおり6日に1日の休みであり、夜勤では言い出しづらかった
当時の回復期リハビリテーション病棟の看護師勤務状況は、休職者がいた関係で、2チームあって僕のBチームの看護師はなんと5人、Aチームの看護師は5人であり、Bチームはリーダーができる看護師が、日勤リーダー、夜勤入り、夜勤明け、休み、をまわしているという自転車操業でした。
日勤・日勤・夜勤入り・夜勤明け・休み、みたいな。
そんな勤務状況だったのと、2月で冬だった環境もあり、僕の扁桃腺が暴れ始めました。
夜勤はできると思ったが勧められて早退する
勤務開始前は寒気がした、しかしいまは冬
勤務開始前はなんとなくいつもより寒いなという感じ、いつもシャワーを浴びてから出勤をするのですが、この日はとても寒かったです。
気づけよと思いますが💦
で、病院についたら今度は熱く、また喉が腫れているという感覚はかなりありました。体温測定すると37.8度。
夜勤責任者の話しやすい看護師の小宮さんに、「すみません、ちょっと熱があります」という報告をし、まだ日勤看護師中山さん、C崎谷さんと医師の高梨先生も残っていました。
中谷さんが、ちょっとせんせいに見てもらえば?と勧められ、医師に喉をみてもらうと、
「あ、排膿してる、これは、、、」
と、まあ喉に細菌VS白血球の激しい戦闘の痕跡があったわけです。
僕としては動ける状態だったので、「できます」と言ったのですが、日勤者の先輩に「ダメ」と念を押され、中山さん(男性)、崎谷さんが休みの看護師に電話連絡することに。
ご意見番の新村さんはお酒を飲んでいるということでごめんねと言われた後、お姉さんの若菜さんがAチーム所属でしかも旅行帰りであるにもかかわらず、僕の交代で来てくれることに。
夜勤者の小宮さんも、「私が眠前薬配ろうか?」と言ってくれる。
新人の整形外科ときは四面楚歌だったけど、回復期リハビリテーション病棟では本当にみんな気遣ってくれて、それが仕事をしていく中で嬉しかったことです。
若菜さんは、「お大事にね」と声をかけてくれて、申し送りをして帰りました。心に沁みます。
夜勤早退後、数日休養
僕の体調不良の状況をいいふらす先輩
その後体調はすぐに回復しました。この夜勤の次はその月唯一の2連休だったので、十分に休養をとることができました。
返った翌日、中山さんからラインで「熱何度?」と聞かれたので、「37.7です」と答えました。次に出勤したときに、崎谷さんが、「中山さんが、ユウジさんの熱が37.7って騒いでたよー」と聞きました。
- 僕のことを心配して聞いたわけじゃないのか
- うん、心配されたのかと思ってた
- この人のラインには注意しよう
頭が上がらない先輩
若菜さんは患者さんの話をよく聞いたり、マニュアルを読んで丁寧に看護技術を提供できる人です。今でも連絡をとったり、帰省したときには連絡してご飯を食べに行ったりします。夜勤を途中で交代するっていう稀有なことに巻き込んでしまいましたが、いまでは過去を振り返ったときの話のネタです。
鬼の体調管理開始
ここで小宮さんと、若菜さんには特に迷惑をかけちゃったので、一念発起しここから4年間無欠勤が続きます。4年目~7年目は全て無欠勤でした。
遅刻で寝坊は2回ありました。寝坊は記事にしますかね。
まとめ
体調を崩すと他人の違う一面が見えたりします。いまおもえばですけどね。
- 本当に心配してくれる人は尊い
- 本当にフォローしてくれる人は尊い
- 心配ではなく騒いでいる人はちょっと距離を置きたくなる
あのとき同僚が自律的に行動してくれたのはとてもありがたかったです。