【看護師は勉強が大事】勉強して批判から逃れよう
こんにちは!
ユウジです。この投稿からテーマが変更になっております。よろしくお願いいたします。
こんにちは!「人に優しく、人を楽しませる」コミュニケーションが信条で、日本を、世界を癒しの力で包み込みたい看護師タレントユウジです。
このブログでは、病棟、高齢者介護施設、新型コロナウィルス軽症者宿泊施設、訪問看護ステーション、大学院生、教員、派遣など、様々な場所で看護を考えてきた看護師歴10年の僕だからこそいえる内容をブログ記事にして発信しています。
「新人看護師」とツイッターで検索したら、ネガティブなツイートばかりですね。
新人看護師は、本当に大変です。その1つは、先輩からの指摘事項が多いということがいえます。
新人看護師の方、本当に応援しています。
看護師は、働き始めてからも勉強したほうがいいです。
これは、対象者のためでもあるし、あなた自身のためでもあります。
今回は、勉強する目的と内容について、記事にしていきたいと思います。
看護師が勉強する目的
表の目的:対象者に最新の看護を提供しよう
月並みな文章ですが、医療の現場では
- 最新の技術が導入される
- 今まで当然のように行っていたことをしなくなる
ことが多々あります。これは対象者に提供するサービスの向上を目指して日々更新されていきます。
看護師は、これについて理解し、看護の現場で実践にすぐに繋げていく必要があります。
また、新人看護師の場合、
- 対象者の病気についての理解
- 薬剤についての理解
- 解剖生理についての理解
- 看護技術の習得
- 接遇(マナー)について
など、様々なことを理解し、実践につなげていかなければなりません。
丁寧に、正確に看護実践をする、ということが看護師が勉強をする表の目的です。
裏の目的:知識を身に付け、信頼されることで無駄な批判を逃れ、優位な立場を得よう
これはあなた自身のために勉強をしましょうという意味です。
簡単に言うと、あなたを批判することにデメリットがあれば、他人はあなたを批判しにくくなるということです。
では、あなたを批判することのデメリットとは何でしょうか。それは、周囲からの心証が悪くなることです。
- 周囲から信頼されている人を批判すると、糾弾した人の心証は悪くなる
- 周囲から信頼されていない人を批判しても、糾弾した人の心証は悪くならない
職場では、当然、仕事ができる人の方ができない人よりも認められ、評価され、信頼され、重宝されます。
つまり周囲からの信頼が得られれば、批判されにくくなって楽に仕事ができるし、たとえ批判されても擁護してくれる人が必ず出てきます。
そのために、仕事ができるようになるために勉強しようということです。
仕事をおぼえることと論理的な報告が大事
仕事ができれば、普通の人はあなたを評価してくれる
主に新人看護師について、勉強したほうがいい内容としては、前述の
- 対象者の病気についての理解
- 薬剤についての理解
- 解剖生理についての理解
- 看護技術の習得
- 接遇(マナー)について
に加え、
- 看護技術をこなすスピード
- 遅刻・欠勤をしない
- 提出物を期限内に出す
- 的確な質問ができる
- アセスメントを含めて報告する
などが大事です。1人の先輩看護師に、
「この新人は勉強しているな」
と複数回思わせることができたら、何かの機会に他の看護師に話してくれて、あなたの評価が上がります。
先輩看護師は、主に新人看護師のスピードを評価する
ので、スピードアップするだけで評価は変わります。
論理的にアセスメントを含めて報告することで批判を回避する
論理的というと難しく聞こえるかもですが、○○だから××です、という情報とアセスメントがきちんとできているということです。論理的であれば、批判を浴びにくくなります。
- 「患者さんは腹痛があるけど強くはなく、ブルンベルグ兆候はなかったので様子観察で大丈夫です」
- 「患者さんは黒色便だったけど、腹部症状はないし、クエン酸第一鉄ナトリウムを内服しているだけなので正常です」
などと言えたら、先輩看護師も頭をフル回転しなければならなくなるので、批判とかそういう次元ではなくなるはずです。
それでも批判してくる人と話さなければならなかったら
批判してくる人を見極めよう
それでもたまに、
「訳の分からないことを言って」と、批判したい心を抑えきれずに言ってくる人がいますが、
「内科の看護の教科書に載ってますよ」
などと返答しておけばOKです。
相手が批判してくることの目的を考えよう
とりあえず新人のツッコミをしたい人
が確実にいるので、
- 相手があなたのために言っているのか
- 相手が単に指摘をしたいから言っているのか
という相手の言っていることの目的を見極めることが大切です。
何かしらの批判や嫌がらせ、キレられたり、があったら、もうそれは邪魔、単なる妨害です。
ハラスメントであるか?
を、感情ではなく、冷静にとらえることが大事です。
看護師が看護を行う目的は、対象者に看護を的確に・最大限に提供することであり、先輩看護師が後輩看護師に不快な思いをさせながら(逆も然り)仕事をするではありません。
あなた自身が嫌な思いを最大限しなくて済むためには、仕事ができるようになることと、論理的な報告ができるようになることが大事ですので、参考にしてもらえたら幸いです。
まとめ
看護師が勉強をする目的は、患者に適切な看護を提供するため、と看護師が批判から逃れるためです。
知識を身に付けて、ストレスを少なく看護師として活動していきたいものです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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