看護師の仕事と事務の仕事の比較 看護師は高負担・高収入・低家賃 *97歩
こんにちは!ユウジです。
今回は、看護師の病棟業務と事務の仕事の比較をしてみました。
看護師の病棟業務はもちろんベテランの僕ですが、大学院入学中に病院協会の事務のアルバイトをしたことがあり、これと比較をします。
結論は、看護師は身体的負担、精神的負担、時間的な負担とも大きいですが、その分給料が多く、また看護師寮に入寮したら家賃が数千円という経済的には潤沢した社会生活となります。
- 看護師は収入面で生涯安泰できる
- 身体面では看護師の負担は大きい
- 精神面 やってて楽しいかどうか
看護師になれば収入面で生涯安泰できる
看護師は安泰な職業
看護師は国家資格、准看護師は知事資格であり、高齢化が進む日本の中では、数が足りていない資格職です。
- 初任給から24万円もらえたり
- 10~40万円の就職祝い金をもらえる病院がある
- 寮の家賃が数千円
だったりと、この仕事に就けたら、くいっぱぐれることはなく、収入面でめちゃめちゃ安定、優遇される仕事だということです。
事務は給料は安い
僕が病院協会で事務のアルバイトをしていたときは、時給が1100円でした。これで6時間半勤務して、1日7150円です。もちろん交通費は別です。
看護師の派遣バイトは、一番安くても時給は1600円で、高くて2500円ですから、相場が全然違います。
身体面では看護師の負担は大きい
看護師は、夜勤もあり、平日・休日問わず勤務があり、残業もあることが多く、立ち仕事でもあり疲労・消耗しやすいという一面があります。
これは人によって感じ方が様々なのですが、僕は睡眠時間が短いと頭痛が出やすかったり、夜勤をやると生活リズムが乱れてしまったりします。
事務で座ったままコーヒーを飲みながら、パソコンとコピー作業ができますが、看護師はそんなことはできません。
身体面の負担では看護師が強く、事務は少ない。
精神面 やってて楽しいかどうか
看護師の仕事 楽しい部分
看護師の仕事で楽しいと思うのは、
- 人の役に立つために調べたり知恵をしぼってケアを提供する
- 看護師仲間と看護についてなんでも話す
この2点です。楽しいといっても、充実しているという意味ですよ。看護師はケアギバーなので、ギブ精神があることが大事だと言っています。
お金のことを考えるのも楽しいといえば楽しいのですが、「お金のためにやっている」という考えだと、「自分のためにやっている」という思考になり、仕事をこなすことが第一、仕事を最小限の労力でこなすのが第一で、患者に対してベストを尽くせなくなります。そんな看護師、医療職者よりも患者に対してベストを尽くす医療者に担当してもらいたいですよね。
そして、仕事が忙しくなればなるほど、「給料に見合わない仕事だ」と思ってしまい、やる気の低下につながります。
それでも仲間の支えがあれば、チームのためになんとかしようと思えたりもしますが、あまりにやる気が少ないと信頼されなくなり、孤立しますので、最低でもやる気がないのを前面には出さない態度が大事です。
事務の仕事 楽しいけど続けられないと思った
事務の仕事は、
- 落ち着いたところで仕事ができたが、クライアントに接しない
- 上司の胸三寸で資料の出来について決められる
- 上司のこだわりからの仕事がある
- 給料がやっぱり見劣りする
これらの理由で続けたくないと思いました。
僕のバイトでは、クライアントではなく、上司のために仕事をしている感じがどうしてもありました。上司がクライアントなのかもしれないのですが、僕を雇ったのは法人なので、上司がクライアントではやはりないわけです。あとは単純にまあ給料が安いわけです。
時間面 オフの時間の有効活用
時間の使い方 事務が有利
時間の有効活用という点では、事務が圧倒的に有利でした。
残業がないので、帰りに友達に時間を合わせて会ったり、帰宅してからの時間をゆったりと使えました。
時間の使い方 看護師は難しい
看護師は残業があるかないかがわからないことが多く、仕事終わりに友達と待ち合わせをするということも中々できません。遅刻することがほとんです。看護師同士のご飯会などは、食べながら待つと言うことがよくあります。そういう暗黙のルールがあります。
ですので、ここをどうとらえるか?時間を有効に使えて、時給が少ない方を良いと思うか、時間に融通が利かないけど、給料が高い方を良いと思うか、だと思います。
僕は回復期リハビリテーション病棟に勤めていたことがあり、ここでは看護師として働いていましたが、残業が30分を越えることは少なく、比較的時間を有効活用できました。看護師でも、職場や病棟の種類を選べば、このような働き方もできます。
まとめ
- 看護師の仕事は身体・精神・時間の負担は事務に比べて大きいが、給料はその分高め
- 看護師寮は家賃が格安である
- 事務はクライアントが見えないので、誰のためにやっているかが見えづらかった
- 回復期リハビリテーション病棟は、比較的残業が少なく、看護師としての働き方として僕はオススメ
よい職場、理想の職場をみつけるためには、どういう職場がよい職場かをわかっていることと、受け入れられるかどうかを検討する必要がります。賢く仕事選びができることを願っています!