【関連図や看護技術の手順に使える】マインドマップで思考を整理しよう!
こんにちは!患者さんに最善のケアを!看護師に最高の人生を!!
看護師でタレントのユウジです。
このブログでは、病棟、高齢者介護施設、新型コロナウィルス軽症者宿泊施設、訪問看護ステーション、大学院生、教員、派遣など、様々な場所で看護を考えてきた看護師歴10年の僕だからこそいえる内容をブログ記事にして発信しています。
今回のテーマは、「【関連図にも使える】マインドマップで看護師・看護学生の思考を整理しよう!」です。
動画解説
先日こんなツイートをしました。
いつも思ってしまうのは、
「もっと早く」知っていたら、成長は爆速!人生はバラ色!言いすぎか僕が去年知ってから活用しているのが、マインドマップ。
看護業務でもカフェ業務でも使える。
・手順・方法が重要なこと
・文章を書かないからストレスが少ない— 看護師タレントユウジ(テアトルアカデミー大阪) (@nursetalentyuji) January 1, 2021
看護師を10年もやっていると、さすがに全体像を書いたり、計画を書いたりするのは200事例は越えてますし、苦にはなりません。
しかし、看護学生、新人看護師の頃は、「何を書いたらいいか」「何をポイントに患者さんに関わっていけばいいか」「看護者として行動する根拠」これを示すことができず、書けなくて、無理して書こうとして、支離滅裂な文章になってしまう。
ツッコみの嵐でしんどかったし、悩みました。
悩みの理解
関連図を書くことや、文章を書いて整理することって、難しくないですか?この難易度を下げる手段として、マインドマップがあります。
僕は2020年からマインドマップを使って、思考の整理をしたり、講義をしたりしてます。
マインドマップは、頭に思い浮かんだことをそのまま書いていけるツールなので、その後の関連図、文章化のためにとても役に立ちます。文章や関連図に悩んでいる人は必見です。
文章をなかなか書けない方は、文章を作ることに手助けになります。
文章は書けるけど、うまく伝えることに課題がある方は、マインドマップで時系列や、原因と結果を整理しましょう。
今回の目次は、こんな感じです
- 【関連図にも使える】看護師・看護学生向けのマインドマップとは
①マインドマップとは、自分の考えたことを1画面で表示するツール
②マインドマップは、要素に単語でも短文でも記入していける
③マインドマップは階層化しているので、全体像がわかる - 【関連図にも使えるマインドマップ】を看護師・看護学生が使うときのメリット・デメリット
①【関連図にも使えるマインドマップ】を看護師・看護学生が使うときのメリット
②【関連図にも使えるマインドマップ】を看護師・看護学生が使うときのデメリット
③ - 【関連図や看護技術の手順を書こう】代表的なマインドマップのツール
①XMindで関連図や看護技術の手順を書く
②Mindmasterで関連図や看護技術の手順を書く
③Mindmeisterで関連図や看護技術の手順を書く
④手書きでもマインドマップで関連図や看護技術の手順を書けます - まとめ
それでは、説明していきます。
【関連図にも使える】看護師・看護学生向けのマインドマップとは
まずはマインドマップがどんなものであるかを説明していきます。
マインドマップとは、自分の脳内を1画面で表示するツール
写真で掲載したこんな感じのやつです。これは、考えた内容を1つの要素にして、階層とつながりを考えていけるツールです。言葉での説明よりも、実際のマインドマップの画像を見てもらった方が早いですね。
画像のマインドマップの場合は、右にいくにつれて具体的になります。右の要素が左の要素を説明する感じです。
パソコンでいうフォルダとファイルのような関係ですね。
マインドマップは、要素に単語でも短文でも記入していける
実際のマインドマップの通り、要素に単語だったり、短文を記入します。逆に、長文は収まらないです。
これは、仕事中にメモをした内容をそのまま入れていくことができます。
【関連図にも使えるマインドマップ】を看護師・看護学生が使うときのメリット・デメリット
【関連図にも使えるマインドマップ】を看護師・看護学生が使うときのメリット:全体像がわかる
マインドマップは階層化しているので、「全体像がわかる」「自分がわかっている範囲がわかる」ということが最大のメリットです。
関連図を書ければ全体像が書ける、と同じで、マインドマップを書けたら、全体像がわかります。
- 患者さんについてマインドマップを書けば患者の全体像(いわゆる全体像)がわかる
- 看護技術についてマインドマップを書けば、目的と手順の全体像がわかる
- 1日の看護業務の流れについてマインドマップを書けば、1日の仕事の全体像がわかる
また、抽象的・具体的な内容を整理できるので、全体像がわかったり、わかっていないところがどこかがわかります。
【関連図にも使えるマインドマップ】を看護師・看護学生が使うときのメリット:思考の整理ができる
これも重要です。メモをしたことを、そのまま文章化しようとすると、日本語が成立しなくなったことはありませんか?メモの量は膨大になります。
そのとき重要だと思っても、なんで重要なのか思い出せないことが、僕は多かったです。これを、マインドマップで前後関係を整理できます。
【関連図にも使えるマインドマップ】を看護師・看護学生が使うときのデメリット
デメリットはこんな感じです。
- 最初は使いにくいし時間がかかる
- ソフトを使うならパソコンが必要
- 手書きは大変
- ソフトを使ったときに循環ができない
最初はなんでも使いにくいものですが、慣れてくれば本当にすっきり思考の整理ができることを約束します。
また、ソフトを使用するときはパソコンを使った方がサクサクできます。手書きだと、要素を消したり動かしたりが効率が悪いです。
そして、ソフトを使うと循環ができないのが難点です。マインドマップは、1方向に展開していくので、循環を示すことができません。循環を書きたいときは、オートシェイプで矢印を追加するなどして、注意してください。
【関連図や看護技術の手順を書こう】代表的なマインドマップのツール
代表的なマインドマップのツールを紹介します。
XMindで関連図や看護技術の手順を書く(推奨)
Xmindは、パソコンにインストールする必要はありますが、あとはサクサクできます。僕はXmindを使っています。有料版でないと、PDF化できない、つまり印刷ができないように見えますが、できる裏ワザがあります。動画も踏まえて説明します。
簡単に言うと、ファイル⇒印刷⇒次へ⇒Microsoft Print to PDF
Mindmasterで関連図や看護技術の手順を書く(PC版推奨)
マインドマスターです。PC版(PCへインストールして使うバージョン)と、クラウド版(インターネット経由で使うバージョン)が存在します。
看護師が使う場合は、クラウド版だと、患者の情報をマインドマスターが保存することになるので、便利だけどいい感じはしません。使うなら、PC版を使いましょう。
Mindmeisterで関連図や看護技術の手順を書く(非推奨)
マインドマイスターです。マインドマスターと混同しないようにしましょう。クラウド版のみしか存在せず、6つ以上のマインドマップを作るなら有料なので、看護師が使うマインドマップには不向きです。
手書きでもマインドマップで関連図や看護技術の手順を書けます(非推奨)
マインドマップは手書きでもできます。できますが、大変です。
まとめ
マインドマップについて説明してきました。まずはぜひぜひチャレンジしてみて、「文章を書く」と「メモをする」の中間の位置のマインドマップについて、思考の整理と、関連図作成を、ぜひぜひやってみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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