看護師になりたい【患者の命を預かる自信がない】と悩むあなたへ

看護師 看護師を目指したい人へ

こんにちは!ユウジです!

今回は、看護師の進路を選ぼうかどうか迷っている人に対してのメッセージです。
その中でも、「他にもやりたいことがあって迷っている」という人よりは、
「他人に注射ができない」「血が苦手」「患者の命を預かる自信がない」という看護師のイメージを描いている人向けです。

看護師を目指したい、関心があるけど、

  • 「他人に注射ができない」
  • 「血を見るのが苦手」
  • 「患者の命を預かる自信がない」

と思って看護師の道をあきらめてしまったという人の話をよく聞きます。

ぶっちゃけた話、これらのイメージが進路を選ぶ段階にあっても看護師になれると断言できますので全然大丈夫です。

看護師の道をこれらのイメージで目指そうかあきらめようか迷っている方は、この記事を読んでもらえれば、それでも看護師を目指しても大丈夫、看護学校に入学しても大丈夫、と思っていただけます。(※今回は患者の命を預かる自信がないと思っても大丈夫、という内容です)

看護師になるために重要なのは、

  • 誰かをケアしたい気持ちが少しでもあること
  • 誰かの役に立ちたい気持ちが少しでもあること

です。

看護師になろうと考えている人は、

  • 中学生
  • 高校生
  • 大学生
  • 社会人

全ての年代の人がおり、様々なことを思い描いて、看護師になろうと決心をして看護学校へ入学します。

「他にもなりたいことがあって迷っている」という人は、自分の人生でなにをやりたいかどうか、あとまわしできるか、リスクとメリットを考えて、決めて頂けたらと思います。

今回は、患者の命を預かる自信がないと思っても看護師になれるので、順に説明していきます。

【患者の命を預かる自信がない】 自信がなくて当たり前です

朝焼け

朝焼け

患者の命を守る自信がないということについて、

  • 最初は誰も自信などなく、あった方が心配である
  • 看護師は必ず2人以上で行動するように勤務が組まれているので、1人で背負うことはない

ので、1人で背負うものはないという結論です。

最初は誰も患者の命を預かる自信はない

小鳥

小鳥

自信を持つまで長い道のりがある

看護師の自信は、

  • 知識的な根拠
  • 患者を看護してきた経験
  • 他スタッフからの信頼や評価

これらがあいまって生まれてくるもので、患者、他看護師、医師などに安心感を与えるものです。これらは仕事を始めてから2~3年くらいで出てくる人が多く、看護学生や新人のときは、自分がやっていることがほんとうに正しいのか、に自信が持てません。

これは、自信を持つ段階が、

  1. 自分がやったことに自信が持てない
  2. より知識や看護師経験がある人(看護学校であれば看護教員、病院であれば先輩看護師)にみてもらう
  3. よいところと修正点を教えてもらう
  4. そのとおりに実践する
  5. 患者から褒められたり、症状がよくなる
  6. 他スタッフから褒められる、認められる、信頼される
  7. 自分がやったことが正しいとわかってくる
  8. 自信をやっと持てる

このような段階を繰り返し踏んでやっと自信っていうのを持てます。自信ってなかなか持てるものではないんですよね。

自信を持てたら看護師の仕事がかなり楽になりますが、これを持つまでが大変です。

自信のある学生のほうが心配 でもこれでも大丈夫

僕は病院で、新人指導担当、実習指導担当、大学で実習指導教員と色々やったことがあります。ほんとうにたまに、学生や新人看護師で自信満々の人がいるのですが、けっこうかまえてしまいます。これは、

  • 患者の病気とケアは、考えてきたこの内容で大丈夫、と自分の世界で完結している感がでていて、それが患者に必要なこととギャップがある
  • グイグイ距離感を詰めて来るから他の学生とペースや関わり方を変えなければならず、苦手意識が芽生える
  • 他者に信頼されていなくて自信のある人はどうしても疑ってしまう

これで大丈夫、と思ってしまうって、大丈夫だと思いたいって心がそうさせてしまうと思うんですね。
でも、これで大丈夫って、教科書を何冊か見たり自主勉強だけでは完結せず、必ず他の看護師や教員の目があって、一緒に「これで大丈夫」ととらえるものなんです。それを飛び越えて自信になってしまう場合は、全然大丈夫でないものを大丈夫と言ってる看護師・看護学生は、どうしたものかと思います。ある意味、指導者としての立ち位置と相手をどう導くか、気づいてもらえるかが試される局面です。

自信のない学生がふつうです 患者の命を守る自信はなくていい

看護学生はみんな自信ないし、それで大丈夫です。大丈夫というのは、教員や実習担当の看護師がフォローするから、患者にとってマイナスを与えることはないという意味です。
自信がないから、自分なりに頑張ってベストを尽くして勉強した資料を持ってきます。
その姿勢で大丈夫です。

学生なんだから、給料もらってないんだから、態度と守秘義務をわきまえてれば大丈夫です。

看護師になりたいけど【患者の命を預かる自信がない】 看護師は1人じゃないから大丈夫

手をつなぐハート

手をつなぐハート

チームで患者の命を預かるのが看護師

必ず相談できる人がそばにいるという意味です。1人で患者の命を背負うわけではなく、病棟看護師全員で背負っており、相談できる人がいるわけです。必ずいます。

なので、いつでも相談できる人がいるということがここで言いたいことです。
仕事をしていると、1人1人の患者さんの看護のポイントであったり、病状でみなければいけないところがみえてくるので、

まとめ

  • 看護師を目指すのに患者の命を預かる自信がなくても大丈夫
  • そもそも自信は知識・経験・周囲の信頼があって初めて持てる
  • 最初は誰も自信がなくて当たり前
  • 必ず相談できる人がいる

看護師を目指すのに、患者の命を預かる自信がなくても大丈夫です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。よかったら、他の記事もご覧ください。