仕事に慣れてきたかがわかる質問のしかた *62歩

コミュニケーション 生活

こんにちは!ユウジです。仕事に慣れるって、一言で言いますが、慣れるってどういうことっていうと、自分は慣れたと思うし、他人も自分が慣れたと思っているというのは間違いないです。しかし、どれくらい慣れたかどうか?仕事をおぼえられたかどうか?というのは、つかみにくい人も多いと思います。

今回は、わからないことを質問するときの質問のしかたによって、慣れた度合いを確かめることができるので、これについて記事にしていきたいと思います。

  1. これ/それは何ですか?(What)
  2. これはどのようにやればいいですか?(How)
  3. これをやる目的はなんですか?(Why)
  4. これに困ったのですが、どう対応すればいいですか?(Now how)
  5. これに困ったので、このように対応するのが良いと考えましたが、どう思いますか?(What do you think)
  6. このような場合、こうしようと考え付いたのですが、あなたならどう対応しますか?(If and What do you think)

1.これ/それは何ですか?(What)

これは見学レベルの質問です。物の名称や、職場特有の呼称、用途、仕事のなにに使うか、あるいは書類であればどんな書類か、だいぶざっくりとした質問ですが、なんなのかわからないので、こう聞くしかありません。

2.これはどのようにやればいいですか?(How)

実際に仕事をするやり方や、機械であれば操作方法や、仕事の手順を聞いています。見学兼部分的に手伝ってみておぼえていく段階の質問です。

これは方法について聞いているので、次項の目的によっては絶対なものではありません。しかし、日本人が特に気にする、「型」であったり、最初は教えてもらった方法で行い、慣れたら自分で工夫した方法で、という空気は確かにあるので、方法についても大事な質問です。

3.これをやる目的はなんですか?(Why)

行動・方法はみえますが、目的はみえないことが多いです。それについて尋ねた質問です。

最初からこの質問ができる人は、頭がいいというか、芯がしっかりしているというか、生意気という感じでしょうか。
仕事では目的を達成し続けていって成果となっていくこと、教えられた通りの方法でやるのも大事ですが、自分なりの工夫を入れてもよいかどうかの判断基準が目的がなんであるかということになります。

4.これに困ったのですが、どう対応すればいいですか?(Now how)

実際に仕事をしはじめているときの質問です。マニュアルに書いてあればその通りにできますが、書いていなければ聞くしかありません。自己判断は責任が伴うので、慣れている人に聞くのがよいです。

わからないことに対しての対応方法について聞いている質問です。

5.これに困ったので、このように対応するのが良いと考えましたが、どう思いますか?(What do you think)

これは前項の質問に似ていますが、自分自身の判断について回答を求めているので、責任感のある質問といえます。

いやおうなくYESかNOかの回答が帰ってくるので、フィードバックをもらえます。YESであれば自分の考えに自信を持っていいし、NOであれば改善できる分だけ前に進めます。

6.このような場合、私はこうしようと考えがついたのですが、あなたならどう対応しますか?(If and What do you think)

これはある程度困りごとを解決してきたときに出てくる質問です。実際にいま困っていないことに関して、想定できる困りごとに対しての自分なりの回答と、相手の回答を比較します。これは経験したことのない珍しい状況や、経験したことのない避けたい状況に対して、シミュレーションをする意味合いを含んでいます。そうでなくても、自分が苦慮した対応に他者はどう対応するか、他者に経験があるかを尋ねる質問です。

日常生活では悲観的に考えることは良い結果や状況、関係性を生みません。

ですが仕事上では成果として生産性を出すことが目的なので、不利益を被ると会社の損になったり、自分自身の損になる可能性があるので、リスクマネージメントのためのシミュレーションは大事です。

まとめ

1.~4.の質問しかたであれば、あなたの行動の責任は教えた人にあるので、慣れておらず、あなたは職場で半人前の状況といえます。
5.6.の質問のしかたであれば、慣れてきているので、1人前であり、責任感をもって仕事ができています。5.6は的確に仕事をしていくための質問のしかたですので、その調子で経験を積み上げていきましょう。