他の社会保険料とは違う介護保険料について 40歳以上は一生払うorz *77歩

コミュニケーション 生活

こんにちは!ユウジです。今回は、久しぶりに社会保険料の話です。

介護保険料は、40歳以上の人が介護サービスを受けるときに1~3割の負担とする介護保険の財源です。
介護保険は、2000年4月から施行されて、今年で21年目になります。

介護保険料は、40歳以上の人が支払う保険料なので、「いまの自分には関係ない」と思っていました。

ところが、調べてみてガク然としました。介護保険料は、40歳以上の人は一生支払わなければなりません

介護保険料について

  • 40歳以上の人は一生支払う、しかも年々料率が上がり続けている
  • サラリーマンは給料から天引きで社員と会社が半々支払う
  • フリーランスは国民健康保険と一緒に支払う
  • 65歳以上で年金を受給している人は、年金から天引きされる

よろしくお願いします!」

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40歳以上の人は一生支払う、しかも年々料率が上がり続けている

40歳以上の人は一生支払う

介護保険料は、40歳の誕生月の給与から支払いが始まります。(※1日生まれの人は誕生月の前日から始まります。僕は1日生まれですorz)

  • 40歳~64歳の人は第二号被保険者
  • 65歳以上の人は第一号被保険者

介護保険料は、40歳以上の人は日本に在住しているかぎり一生払い続ける保険料になります。

年々料率が上がり続けている

健康保険連合組合より

保険料率は、所属する組合によって若干異なりますが、平均的に年々上がり続けています。2010年(平成22年)には1.173%だったのに対し、2019年は1.573%です。右肩上がりとなっています。

一生支払うものであり、しかも年々料率があがっているって、でかいし重いですよね。100年生きたら、いったいいくら納めるのか、、、、気が遠くなります。

サラリーマンは給料から天引きで社員と会社が半々支払う

これは介護保険料は社会保険料の1つであり、65歳未満の人の納め方は健康保険料と同様、同時になります。サラリーマンは会社と半々の支払いになります。つまり、30万円の給与が予定されている人は、これの1.573%、つまり

  • 300000(給与)✖ 1.573%(介護保険料率)=4719円(介護保険料)

つまり、4719円を介護保険料として毎月支払っているということです。これが、12か月分とボーナスから支払うので、実際は1年で70000円程度支払っていることになります。(ボーナスは給料の3か月分とした場合)

フリーランスは国民健康保険と一緒に支払う

介護保険料は社会保険料の1つであり、65歳未満の人の納め方は健康保険料と同様、同時なので、独立して働いているフリーランスの人は、所属する健康保険組合で介護保険料を支払います。

支払い方法や保険料率については、所属する健康保険組合にご確認ください。

65歳以上で年金を受給している人は、年金から天引きされる

公的年金の受給者で、年金が年間18万円を越えて支給される人は、年金から天引きされます。これは自動的に(勝手に)手続きがなされます。市町村に納めることになり、もらう年金と給与の額により、市町村が定めた介護保険料額を納めることになりますので、保険料額については、各市町村にお問い合わせください。

まとめ

一生払い続け、しかも年々上昇している介護保険料についてですが、滞納してしまうと介護保険の負担が割り増しになったり、介護保険制度を受けられない状況になります。
僕が以前働いていた病院では、

  • 介護保険制度を使いたいが、未納であったために家族が一括納入をして、介護保険制度を使うことが遅れてしまった

という事例もあり、いざ自分自身が介護保険制度を必要とする状態となったときに、自力で未納分を納入することができないのが介護保険制度なので、きっちりと支払っておきたいところです。