スパイクシューズ選びに失敗しないために 短距離 *98歩

陸上

こんにちは!ユウジです。

今回は、中学生高校生で陸上の初心者や親御さん向けに、短距離スパイクのシューズの選び方を記事にします。

今回の対象となる人は以下の人です。

  • 陸上の初心者の人
  • 陸上の初心者の親御さん
  • スパイクシューズを選びたいがよくわからない人

この記事を読むことで、以下のことがわかります。

  • 陸上の短距離スパイクを選ぶときのポイントがわかります
  • 初心者の人が短距離スパイクを選べるようになります

なお、長距離のレーシングシューズや長距離スパイクは、違うとまではいきませんが、買ったことはないので、参考程度にしていただければと思います。
よろしくお願いします。

  • 必ず試着して選ぶ 選ぶだけ
  • デザインや会社名では選ばない
  • 普段はいている靴のサイズから前後1㎝の範囲で試着する
  • 【迷うなら】ぶっちゃけ最初はミズノかアシックスの入門用スパイクから選べばOK
  • スパイクピンは土9mm、オールウェザー7mmでOK

必ず試着して選ぶ 選ぶだけ

 

必ず試着を

陸上スパイクは必ず試着して選びます。
以前買ったものと全く同じスパイクであれば試着しなくても大丈夫ですが、そうでなければ、試着して選ぶことが大事です。

試着のポイント

  • かかとをしっかり合わせる
  • 紐をゆるめてから足を通して紐を結ぶ

選ぶだけで買わない

「試着して買う」ではないのがポイントです。選ぶだけです。買い方をテーマにするときにウェブルーミング、つまりリアルで試着してネットで買うということを紹介します。

スパイクの試着のために半日~1日かけます

僕は足のサイズが大きく、スパイクシューズは29.0㎝です。これは市販モデルではギリギリあるサイズです。
ですが、作られているだけで実際に店に置いているかどうかはわからないです(ないことがほとんどです)。
試着のために店に電話をかけて、あるかどうかを確認し、ある店まで行って試着をします。

ここで言いたいのは、これだけスパイク選びの試着が大事ということです。

デザインや会社名では選ばない

デザインがよいものは選ばない方がいいです。これは、デザインを判断基準にしないことが大事だということです。
会社名も同じです。

好きなデザインと好きな会社は、足に合うかどうかは無関係

デザインが主観的に気に入るものと、足に合うのは当たり前ですが無関係ですよね。

また、ナイキが好きだからナイキのスパイクを履きたい、アディダスのスパイクを履きたい、という気持ちはわかりますが、好みと足のサイズは無関係ですので、会社で選ばない方がいいです。

足に合うスパイクを見つけたら、その会社が気に入ります。

足に合うかどうか、痛くならないかどうかがいちばん大事です。

普段はいている靴のサイズから前後1㎝の範囲で試着する

普段はいている靴のサイズや、アップシューズのサイズは参考になりません。
もちろん、2㎝以上違うことはないと思いますが、普段26㎝を履いているからスパイクも26㎝を選ぶと、足が合わないことがあったり、ゆったり履けることがけっこうあり、普段履いている靴から1㎝前後のサイズを選んだほうがよいです。

僕は普段履いている靴が28.0㎝、アップシューズが29.0㎝、スパイクは長らく28.5㎝でした。スパイクはきつめに28.5cmを履いていましたが、足が痛いので、最近は29.0㎝です。

スパイクはゆったり履くものではなく、きつめに履くもの

スパイクはきつめです

スパイクはきつめに履きます。これは、スパイクを履いて走るときに足が靴の中で動くと地面に力が伝わりづらくなり、スピードの低下を招くからです。ホールド感などと言います。

もともとスパイクを履くのは、地面に接地しているときに、足が滑らないためです。これで地面に力がしっかり伝わり、最速で走れます。
靴と地面が滑らなくても、靴と体が滑ってしまっては意味がなくなってしまうので、きつめに履くことになります。

ただ、きつめといっても足を圧迫してしまっては痛みやけがの原因となるので、最初はこの感覚が難しいです。ややきつめ、ゆったりではない感じ、つま先か幅(足の甲の周囲径)のどちらかが少しきつく感じるくらいのものを選ぶのがよいです。

生地で足が圧迫される程度なら馴染む 金属で圧迫されるならやめる

また、試着のときと使い込んでくると使用感がかわってくるのが少し厄介です。
馴染むからいいや、は半分正解ですが半分は危険です。

スパイクシューズには生地に金属が加工されているものがあり、これは足に馴染みません。なので、圧迫をずっと続きます。

【迷うなら】ぶっちゃけ最初はミズノかアシックスの入門用スパイクから選べばOK

国内2大メーカーのミズノとアシックスは、それぞれ入門用のスパイクを毎年出しています。

最初はこれから選んで、競技が決まったら、専門用を選んでいけばよいと思います。
比較対象があるのが大事です。

陸上ショップに行ったら、アシックスとミズノの入門用スパイクを試着して比べて、サイズも前後させて試着させてもらえばいいと思います。

  • ミズノ「BRAVE WING」
  • アシックス「EFFORT」

これです。アシックスの方が幅がやや狭く、ミズノがやや広めです。また、ナイキやアディダスは幅が狭いです。

スパイクピンは土9mm、オールウェザー7mmでOK

スパイクピンは、大体これよりも長いものが最初は付いています。

これよりも長い必要はないです。

これよりも長いと、ブレーキがかかりすぎてしまいます。体重75㎏の僕がこれがちょうどよいので、中学生や女子選手であれば、これよりも2mmずつ短くても全然大丈夫です。

まとめ

  • 必ず試着する
  • スパイクはつま先か足の甲の周囲径かのどちらか一方がややきつめと感じるシューズを選ぶ
  • デザイン、会社では選ばない
  • 迷うなら入門用スパイクを選ぶ
  • ピンは土7~9mm、オールウェザー5~7mmを選ぶ